生涯健康な歯で過ごすためには幼い頃から歯に対する意識を高め、正しい習慣を身につけることが大切です。乳歯の生えはじめから永久歯が生えそろうまで、お母さんお父さんがお子さんの口腔状態を把握し、成長段階に合わせて適切な治療、予防を行うことで、将来の健康な歯を守ることができます。
生後6ヶ月ころから生えはじめる子どもの歯は13歳頃まで成長により変化を続けます。
乳歯と永久歯、それぞれに異なる特徴を把握し、成長に合わせて適切な治療・予防を行うことが大切です。
⽣後6~8ヶ⽉で乳⻭が⽣えはじめます。⽣え始めの⻭は柔らかく弱いためこの頃から定期検診を開始しましょう。
おやつを⾷べ始める⽉齢になるとむし⻭リスクが急増します。保護者が付き添って⼊念な⻭磨きを⼼がけましょう。
乳⻭から永久⻭へ⽣え変わります。新しい⻭は永久⻭でもまだ丈夫ではないため、磨き残しがないよう注意が必要です。
全ての永久⻭が⽣えそろいます。⽣涯⾃⾝の⻭を健やかに保つために正しいケアの習慣付けが⼤切です。
上下合わせて20本⽣える乳⻭は、永久⻭と⽐べるとエナメル質や象⽛質が薄くて柔らかく、神経(⻭髄)⼤きいのが特徴。そのため永久⻭に⽐べてむし⻭になりやすく進⾏も早いため⽣えはじめた時から⼊念なメンテナンスが必要です。
成長過程のこどもの歯にとって一番大切なのは「健康な状態を維持すること」すなわち予防です。歯医者での定期的な検診に加えて、食事習慣などを含むご自宅でのケアを行うことで、正しい成長とお口の健康を守ります。
当院は、お子様にとって歯医者が怖い場所にならないよう細心の注意を払いながら診療を行います。少しでも怖さを感じれば無理に治療を続けることはありません。
歯科医院で定期的にケアを行うことで、口腔環境を清潔に保ちます。ご自宅では行き届かない部分のケアも行えます。
磨き残しや歯磨き方法を確認します。ブラッシングのコツや子どものお口にあった歯ブラシ選びなどのアドバイスを行います。
⻭科医院で⾏う専⾨的なクリーニングです。⻭の状態チェックから、専⽤の機器を⽤いた⻭⽯・着⾊除去などご⾃宅では⾏き届かない部分のケアを⾏います。
定期的に塗布することで⻭の表⾯を保護し、むし⻭の原因となる酸から⻭を守ります。乳⻭が⽣える1歳頃から受けられます。
奥歯や前歯の溝をプラスチック樹脂で埋めることにより、虫歯を予防する方法です。6歳臼歯や乳児の奥歯に行うと効果的です。
お母さんとお父さん、そして子ども自身が日々正しい予防を行えるよう、生活の中でできる習慣を整えます。
⻭磨きに慣れる準備から⾷後⻭磨き習慣まで、⽇々⼝腔内を清潔に保ち、むし⻭予防につながります。
⾷事のとり⽅や⾷材など、むし⻭リスクを抑える⾷⽣活を送れるようサポートします。
指しゃぶりや唇を噛むなど、幼い頃から⻭に影響のあるクセを理解し改善することが⼤切です。
幼い頃から⻭科に訪れる習慣を⾝に付け、お⼝の中を健やかに育むためには定期的な通院が必要です。
⾻格や咬み合わせに影響するお⼦さま⻭並びに関するご相談も承っております。
ご相談に基づき、治療をご希望される場合は近隣の矯正⻭科医院をご紹介しております。